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ソーシャルレジデンスたまプラーザ

インタビュー:茂木智仁さん(ソーシャルレジデンスたまプラーザに在住)

起業家とシェアハウスの相性抜群!豊かな出会いがビジネスの大きな隠し味

茂木さんの自己紹介をお願いします。
 私自身はタイで生まれ育ったことから、途上国の発展や開発に興味があり、会社員時代は海外の工業団地開発業務に従事していました。工業団地開発とは、主に製造業向けに、広大な土地を工場用地として整備して、そこに企業を誘致することです。日本の製造業の中には、海外で工業団地(工場を建てられる場所)を探す際、30ヵ所もの場所を下見している企業さんがいらっしゃいました。こうした場所探しの手間を省くべく、工業団地の情報をまとめたポータルサイトを、起業して作りました。

どんな国がありますか?
 現在掲載している国は、インドやインドネシア、ウルグアイ、カンボジア、タイ、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスといった東南アジアが中心ですが、これから全世界へ広げていこうと思っています。

【ポータルサイト】https://sub1.i--k--i.com/

お仕事ですごいことをされている中で、なぜシェアハウスに入ろうと思ったのですか?
 家庭の事情で(笑)。タイに住んでいた両親が急遽帰国することになり、私は両親が日本に持っている家に住んでいたのですが、両親が日本にいる間はちょっとどこかへ行こうと思って入居できるところを探していた時にシェアハウスに出会いました。

ソーシャルレジデンスたまプラーザに決めた理由は何でしたか?
 内見の担当者さんが誠実に対応してくださったんです。壁の構造の関係でちょっと生活音が気になるかもしれませんと正直に仰ってくださって、すごく人が良さそうでした。あと、玄関にあるコルクボードに写真が貼ってあったのを見て楽しそうだなと感じました。

実際に住んでみていかがですか?
 楽しく過ごしています。コロナ禍なので共用部の使用はできるだけ控えているのですが、以前はバチェラーを流してくれる人がいて一緒に見たりして楽しかったですね(笑)。後は、ここに来てから、料理と呼べるものではないのですが鶏肉を入れて炊き込みご飯を作ったり、料理もほんの少しですけど始めました。

 あと、オークハウスがいろんなチャンネルを用意してくださってそこで色々な人と出会えるのもすごくありがたいです。最初はシェアハウスにどんな人がいるか分からなかったから交流するのを少しためらっていたんです。忍者のようにできるだけ人と会わないようにしていて(笑)。でもINQBAR(※)のイベントに参加して、他のシェアハウスに住んでいる人と出会えるのも良かったし、楽しいなと思ったので、それからは自身のシェアハウスのラウンジとかにも少し顔を出すようになりました。
(※五反田にあるオークハウスのイベントスペース・INQBAR)https://www.oakhouse.jp/special/inqbar

途上国がお好きということですが、そこに思いがある理由は何ですか?
 日本のバブルの頃の熱気のような、途上国の匂いや今日より明日が明らかに良くなっていくというか、活気がある感じ。言語化するのが少し難しいんですけど、行くと元気になりますし、自分にとっては何か懐かしい感じがします。日本だと露店が少ないから、現地の屋台の匂いとか質の悪いガソリンの匂いとかが、自分にとっては懐かしいです。そういう方が生きている実感がある気がしますね。自然の存在に触れる感覚に近いかもしれない。まだ人の手がつけられていないありのままのような場所に居たり携わっていると、ほっとするし楽しいです。

日本ナミビア友好協会を立ち上げられたとのことですが、どういったきっかけだったのですか?
 ナミビアに10ヶ月くらい滞在したことがあって、日本だとあまり知られていないのですが、イギリスの旅行雑誌が行ったアンケートでイギリス人が行きたい旅行先No.1に日本とかより上位で選ばれたぐらい魅力的なところなんです。国のほとんどが砂漠なのですが、海沿いのところは長いこと植民地だったエリアでヨーロッパ並みに綺麗に整っていて、牡蠣とビールが美味しい(笑)。ドイツの植民地だったので、すごくビールが美味しいんですよ。あと、現地では牡蠣を食べるときにタバスコを数滴かけるんですけどそれも美味しかったですね。協会を立ち上げたのは、ナミビアに実際に訪れてその素晴らしさに気付いて、一方で日本にいるナミビアの留学生や、ナミビアに関わった人たちが集まれる受け皿みたいなのが日本で無いなと思ったので、継続的に関われる場やきっかけを作れたらいいなと思って勢いで立ち上げました(笑)。

具体的にはどんな活動をされていますか?
 情報発信や関係者が集まれる場などを作りたいなと思っています。ナミビアのスタートアップに関する情報を自分で書いてブログみたいな感じで記事にして発信したり、日本にいるナミビアの方と一緒にナミビア語での簡単な挨拶動画をYouTubeに上げたりしています。コロナが落ち着いたら、関係者のMeet Upなど交流イベントも行いたいと考えています。

【日常会話の紹介動画】https://www.youtube.com/watch?v=86TD1vSqKq8
【ナミビアの起業支援状況の紹介】https://namibia.i--k--i.com/jp/startup-ecosystem/

話は変わりまして、和菓子がお好きだそうで和菓子の情報サイトを作られてるんですね。
 そうなんです。きっかけは日本へ帰国する飛行機の中で、海外の生活が長かった私は日本のことをもっとよく知りたくてお茶会に出てみようと思ったんです。その後、実際に体験会に参加して、そこでいただいた和菓子がすごく美味しかった。それから少しずつ和菓子屋を訪れてみたら、お菓子自体がとても綺麗で写真映えもするし、調べてみると例えば6月はこのお菓子を食べて厄払いをするといった歴史も面白くて。昔は砂糖が貴重だったので、現代のお菓子ほどあまり砂糖を使っていないから健康にも良いんですよね。なので、和菓子がもっと注目されてもいいんじゃないかな、自分自身もその魅力をもっと勉強したいなと思ったし、ひっそりとした町の和菓子屋さんを外国の人が訪れたり日本の人が再発見するきっかけを作れたらいいなと思いました。

ちなみに茂木さんのオススメの和菓子屋さんはありますか?
 今のオススメは、元住吉駅から少し歩いたところにある「だんごの美好」です。
レモン団子が美味しかったです。レモンと団子は意外と合います!
【ポータルサイト】https://walk.i--k--i.com/miyoshi-jp/

これからどんなことをしたいですか?
 シェアハウスには様々な外国の方や留学生がいるので、そういう起業家やこれから起業したい人の応援ができたらなと。そんな偉そうにできるものはないんですけど、一緒に励ましてお互いが成長できたらなと思っています。あと、ソーシャルレジデンスたまプラーザで良かったなと思うのが、私がバングラデシュの工業団地のデベロッパーとオンラインで話した時にあまり土地勘のない場所のことを紹介していただいたのですが、調べてみてもよく分からず、同じハウスに住んでいるバングラデシュの方に質問したんです。「この辺ってどんな感じの場所?」って聞いたら「ここは首都から少し離れた場所にある日本でいうと横浜みたいな場所だよ」と教えてくれて、すごくわかりやすかったんですよね。バングラデシュと日本を知る彼ならではの視点で例えてくれて、そういう話ができて良かったです。

ありがとうございます。では最後にこれは言っておきたい!ということはありますか?
 将来の夢は、この間バチェラーを見たので2年後に起業家/事業家として成功してバチェラーに出たいと思います!っていうのは冗談で(笑)、このサービスがあって良かった、この事業があって人生が変わったと言っていただけるようなサービスを作りたいと思っています。私自身の経験で、大学時代にmixiというSNSが作られた時に、タイにいた頃同じ日本人学校へ行っていた友達とmixiを通して繋がることができたんです。その友達も日本には戻って来ていたのですが、それまではなかなか繋がるきっかけがなかったんですよ。その友達と繋がれたことはすごく良かったので、そういう誰かの人生を良い方へ変えられるサービスを作っていきたいと思っています。

茂木さん、素敵なお話をたくさん聞かせてくださってありがとうございました!
ぜひ今後の活躍も楽しみにしています♪ 皆さんも茂木さんのサイトをぜひ見てみてくださいね!

★ソーシャルレジデンスたまプラーザについてはこちらからどうぞ★
https://www.oakhouse.jp/house/356

(Writer/ Ayumi)(Photos/ Takashi Fujii)

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