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ソーシャルレジデンス拝島

Days in the Life

コロナ禍でテレワークをする人が増えています。自宅が仕事場にもなる状況で、ライフスタイルの変化を感じる方は多いでしょう。「平日も休日も人と会わない日が続いている」「部屋で仕事をするのはメリハリがつかない」と悩む方もいるかもしれません。

「ソーシャルレジデンス拝島」に住みながら、フリーランスのWebライターとして活動する木下麻衣(きのした・まい)さんは、「シェアハウスの暮らしはテレワークにも適している」と話しています。一体どういうことなのでしょうか。

今回は、テレワーク×シェアハウスについて、木下麻衣さんに聞いてみました。

シェアハウスに住むきっかけはどんなことがあったのでしょうか?

Webライターとしてのスキルを身につけるために、「田舎フリーランス養成講座(以下:いなフリ)」という4週間の講座に参加したとき、シェアハウスに住む機会がありました。

わたしは北海道出身で、東京の大学に進学するタイミングで一人暮らしをしていたんです。大学を卒業して企業で働くなかで、いろいろな仕事や働き方を知る機会があり、フリーランスとして働きたいと思いました。文章に興味があったので、フリーランスになるならWebライティングのスキルを身につけようと考えていたところ、いなフリを知って参加したことで、シェアハウスに住むことになったんです。

それまでは「シェアハウス」という選択肢すらなく、自分の生活とはかけ離れたものだったのですが、いざ住んでみると「意外と住める」ということがわかりました。「他人と住むなんてできない」と心のどこかで思っていたのですが、いざやってみると平気だったんんです。いなフリでのシェアハウス生活は4週間だけでしたが、それからも好んでシェアハウスに住むようになりました。

最初のシェアハウスは4週間だったんですね。実際に入居してみての印象はいかがでしたか?

「いろんな生き方を見たい、知りたい」と思っていたので、シェアハウスはぴったりの環境でした。シェアハウスなら生活の固定費を安くおさえながら、いろいろな生き方や仕事をしている人と関われます。あらゆる人と関わるなかで、自分のなかの「当たり前」が変わっていくことが楽しかったです。

その後もさまざまなシェアハウスに住んだとのことですが、オークハウスを選んだ理由はなんでしょう?

物をシェアできるってすごくこれからの時代に合った生き方、生活の仕方なのではないかという思いがありました。自分が何かを所有するより、シェアしながら暮らしたいという気持ちが強かったんです。

オークハウスのソーシャルレジデンス拝島を選んだのは、環境や設備がとても充実しているためです。当時、わたしは付き合っている彼と一緒に住めるところを探していました。わたしはWebライターをしているので、部屋とは別にパソコンで作業できる環境があると嬉しいと考えていたんです。一方で、彼はダンサーをしていて、練習や体を動かせるスペースがほしいと話していました。

その点、ソーシャルレジデンス拝島ならスタディルームなど、わたしが作業できる環境がありました。大きな鏡がついているスタジオルームもあるので、彼もダンスの練習ができます。とても素晴らしい環境だと意見が一致して、すぐに住むことを決めました。

なるほど!必要な環境をシェアできるのが決め手だったんですね!

そうですね。あと、いままでは一軒家に何人かで集まるスタイルのシェアハウスに住むことが多かったんです。ソーシャルレジデンス拝島の場合は、自分たちの個室がある上で、さらにシェアできる共有スペースがあるというスタイルなのもよかったですね。

シェアハウスに住むほかのメンバーの方とも、関わりたいときは関われて、自分が集中したいときやひとりでいたいときは好きに過ごせる距離感もちょうどよいと思いました。

たしかに、住人の方との距離感は大切です。実際に住んでみて、シェアハウスでの生活はいかがでしょうか?

ソーシャルレジデンス拝島では、庭に手作りのピザ窯があるのですが、引っ越してきてすぐにピザパーティーに誘ってもらえて、いろいろな人と知り合えました。それからも、ラウンジで一緒に食事やボードゲームをしています。住んでいる人との交流が生活の中に生まれるので、ほかの人の生き方を知りたい、関わりたいという方にはいい環境です。

快適に生活できているんですね。仕事面では、コロナの前後でワークスタイルの変化はありましたか?

コロナが流行する前までは、仕事相手の方が運営しているコワーキングスペースで、フリーランス同士が集まって仕事をしていました。コロナが広まってからは、「完全テレワークにしましょう」と変化しましたね。

わたしはソーシャルレジデンス拝島のスタディルームやカフェスペース、あとは近くの図書館で作業するようになりました。昭島駅の向こう側に自然に囲まれた大きな図書館があって、集中できるんです。シェアハウスから歩くと30分くらいなので、ウォーキングもかねてよく行っています。テレワークだと部屋でずっと作業して運動不足になりがちなので、周辺環境が充実しているのもありがたいです。

シェアハウスでテレワークするときの良い点、悪い点をお聞かせください。

自分の部屋はリラックスするスペースなので、そこで作業するとメリハリがつきません。でもシェアハウスなら、共有スペースに作業できる場所があることで、部屋から出て仕事に適した環境で作業できます。

また、シェアハウスにはフリーランスの方も多く、共有スペースで仕事の合間に話して刺激し合えるのもいいです。納期に追われているときに、わたしが作業していた机にシェアメイトが「がんばって」とお菓子を置いてくれてたことがあって、あたたかさを感じました。

シェアハウスならではのエピソードですね。大変なときほど、お互いに元気をもらえそうです。

シェアメイトとは、一緒に何かをしようという話になることもあります。わたし自身、動画編集をしている方の誘いで、動画を撮影・編集してもらったこともありますよ。ソーシャルレジデンス拝島には外国人の方も多くて、語学を教え合ったり面接練習をしているところも見かけます。

たまに、仕事で余裕がないときに話が盛り上がってしまって、作業が進まないこともありますが、そこはコミュニケーションの問題ですね。自分の状況を伝えればそっとしておいてくれますし、気になりません。住む場所をシェアしているわけなので、お互いに理解し合えるように行動することが大切だと思います。

シェアハウスで快適に暮らすには、お互いへの尊重がコツのようですね。シェアハウスでのコロナ対策やコミュニケーションはどのようにしていますか?

「何人以上で集まるのはやめましょう」といった声がけがおこなわれています。マスクや消毒液を活用する人も多いです。

そんななかでも、それぞれができる範囲で対策をとりながら、少人数でごはんを食べたり、屋外でバーベキューをしたりはしています。コロナ禍では、他人との交流がほとんどなくなって孤独を感じる人もいると聞きますが、シェアハウスはどんなときも交流を持ち続けられる環境だなと思います。

木下さんの理想の暮らしや仕事についてお聞かせください。

わたしは、そのときどきによって「こんな場所・環境がいい」というのがすごく変わるんです。ひとりで過ごしたいとき、積極的に人と関わりたいときなど、大きく変化します。そのときの自分に合った暮らしをしたいですね。

仕事では時間帯や場所にとらわれずに働きたいです。Webライターはそれが実現できているので、いい働き方ができていると思います。

暮らしでも仕事でも、そのときの体調や興味関心、「今日はこんなふうに過ごしたい」という気持ちに素直でいたいです。

変化するからこそ、柔軟さを大切にしているんですね。これからの目標はありますか?

いまはWebライターとして情報を網羅した役立つ記事を書くことが中心ですが、今後はエッセイなども力を入れていきたいと考えています。自分なりの経験や視点、価値観を文章にかえて活動していきたいです。

あとは、やりたいことが多いので、自分の時間と仕事のバランスをとりながら、自由に使えるお金や時間を増やしていきたいです。海外でも暮らしたい、いろいろなことを調べて知りたい、本も読みたい、文章も書きたい……やりたいことは山ほどですが、ひとつずつやっていきます。

これからやりたいことも充実しているんですね!本日はありがとうございました!

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