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ソーシャルレジデンス拝島
完成編
開放的って、こういうことさ。ピザ焼きに家庭菜園、都会に近い場所でプチ田舎暮らし!
まるでコンサートホール。グランドピアノを置いても余裕の広さ
「おじゃましまーす」。ドアを開けると美しいピアノの調べが
う~ん、いい音。結構高いスピーカーを使っている?と思っていると、どうやら入居者が名機スタインウェイのグランドピアノで生演奏中、なんと本物の音だったのです。周囲にはソファやテーブルも配置され、まるでコンサートホールのようです。
今回おじゃました「ソーシャルレジデンス拝島」は、もともとは大手電機メーカーの社宅だったそうです。堅牢性にもすぐれた巨大な建物ならではの開放感が魅力の物件。広さがもたらす気持ち良さを最大限に引き出すためにグランドピアノを置き、入居者に上質な雰囲気を楽しんでもらいたかったとか。
ピアノのお値段について伺うと「なかなか強気な値段です。スタインウェイを弾くためにここに住んでいるという入居者もおいでです」とほくそ笑む物件担当者。ドンと開けたエントランスに堂々と映えるスタインウェイ。お住まいになる方はどうぞ優しく触れてあげてください。
最寄駅となる拝島駅までは徒歩8分。そこから立川まで11分、新宿へは38分というアクセス利便性を持ちつつも、多摩川や秋川渓谷などの自然の風景にも気軽にアプローチできるエリア。自然に手をのばしやすい環境を見過ごす手はない。そんな思いを込めて用意されているのが同じくエントランスに彩りを添えるアウトドアグッズの数々です。日よけのタープ、BBQセットなど、お泊りナシの気軽なワンデイキャンプにちょうどいいラインナップ。管理人に申告すれば、どなたでも使っていただけます。休日、目覚めたら天気がいい。「肉でも焼いちゃう?」そんな衝動的な肉食ニーズにも可能な限り対応します。
広々ラウンジ。お気に入りの席はどこにしますか?
広い、というかデカい!
入居者の憩いと集いの場となる広大なラウンジ。ソファ席、テーブル席、ゴロリと横になる小上がりスペースが用意され、思い思いのスタイルで時を過ごせる配慮がなされていました。こと海外の方は、小上がりスペースがお気に入りの様子。靴を脱いで過ごす日本の生活様式を味わっているのでしょうか。
沸きに沸いた先日のサッカーの祭典では、入居者の大半が小上がりスペースの大型テレビに釘づけだったそう。さまざまな国から来ている入居者同士が、ひとつ屋根の下で、スポーツを通じた国際交流を深めました。「ゴ~ル!」その興奮の余韻が、まだラウンジの隅っこに漂っているようでした。
ラウンジの広さは134.4㎡(12m×11.2m)86.83畳。たくさんの人が過ごす場所なので、話し声や人の気配が気になるのかなと思いましたが、その不安は皆無でした。その理由は広さにあるようでした。テーブルとテーブルの間隔が広めにとられているので、人の存在は感じつつもパーソナルスペースはきちんとキープできるのです。人がいるのに不思議と集中できるカフェのあの感じに近いといえばいいでしょうか。
調理道具は揃ってます。何をつくるかはあなた次第
「おばちゃん!ゴハン大盛りね!」
社員寮時代の合理的な機能をそのまま活かした対面型のカウンターキッチン風の調理スペースでは、かつてそんなやりとりもあったことでしょう。もちろん現在は、ゴハンを作ってくれる人はいない完全自炊型ですから、入居者がスムーズに食事の支度ができるようになっています。
炊飯器、電子レンジ、カセットコンロなどのキッチン家電から、お鍋やフライパン、夜中の空腹に大活躍してくれるラーメンサイズの小型鍋までが揃っています。また、食器類もすべて共用できるので、新たに買い揃える必要はありません。
167部屋の大型シェアハウスならでのポイントとして、使用頻度の高い調理器具は少し多めに用意しています。例えば調理に欠かせない熱源はIHが3台にガスが2台、炊飯器も小型サイズを5台用意してますので、台所が空くのを空腹で待つ「料理渋滞」も少ないと思います。
使った食器などは入居者が洗って元の場所に戻すのが基本です。その際に使った布巾や雑巾類は、週5回の頻度で専門のクリーニング会社さんが面倒を見てくれるので、調理スペースは常に清潔さが保たれています。
家の中でアウトドア!?
こ、これはピザを焼くヤツですか?
駐車場スペースの傍らには、夕涼みにちょうど良さそうな広場が設けてありました。その場所のシンボルとして異彩を放っていたのが「石窯」でした。「ある入居者が石釜作りの本をみながら手作りしてくれました。入居者が集まってのパーティーではピザが振る舞われるんですよ」と、物件ご担当者。
そんなピザにたっぷりのせたいバジルの育成にもうってつけな家庭菜園コーナーもありました。こちらも有志が集まり、季節の野菜をせっせと作っているそうです。「見てくださいこの畑。いつの間にか立派な野菜がぶらさがっていて。本格的でびっくりしますよ」と、ふたたび物件ご担当者。
ライフスタイル別の過ごし方を
アイデアに煮詰まった~
居室でははかどらない~
ラウンジは少し人目が気になる・・・
そんな時はノートPCを置けるデスクを備えたスタディルームに籠ってみてはいかがでしょうか。この場所では作業や勉強に集中してもらうことを目的としているので、自分の時間を有効に使い切ることができるのではないでしょうか。ちなみに入居者同士が先生と生徒になって語学の勉強をするのもアリな使い方ですね。
ちょっと息抜きしたいかも・・・
そんな方は、カフェスペースへどうぞ。
こちらは入居者同士が気軽に交流できる場所として用意された場所。ガスコンロでお湯がわかせるので、お気に入りのお茶をのみながらリラックスできると思います。<ちなみに禁煙です。禁煙スペースは1Fにあり>。
1階フィットネスルームには、初心者からちょっと経験がある方まで、幅広い運動レベルにあわせてトレーニングできるフィットネス器具が用意されています。利用に予約などは不要ですから、運動不足を感じたら気軽に利用してみてください。
防音室は3~4人でセッションできるほどの広さです。ソロ演奏やバンドの練習に活用できます。ネットのLANポートも整備されているので、ここからネット配信なども可能となっています。もちろん楽器だけでなく、カラオケのトレーニングなどにも使ってOK。ビジネスマンならば、大きな声を出してのプレゼンテーションの練習に使えるかも。
目玉設備のひとつ、約10名ほどが入れる大型のシアタールームは、数あるオークハウスの物件の中でも最大級の大きさです。
シンプルな暮らしのお手本のような
そうそう、これだけあれば充分暮らせる
一人暮らし経験の長い筆者が居室に入って、最初に出た言葉がこれでした。
・カラダを休めるベット
・日光を取り込み洗濯物を干せるベランダ
・作業机
・飲み物を冷やせる冷蔵庫
最低限これだけあれば、心地よく暮らせるのではないでしょうか。
そして、お金や時間を大事にし、
人とのつながりや、
暮らしの質や体験を尊重する人ほど
過度な装飾や設備は不要であることに、もう気づいているはずですよね。
編集後記
広大な敷地を活かしたソーシャルレジデンス拝島。ピアノあり、石釜ピザあり、セッションルームありとまるでアミューズメントパークにいるような楽しさを覚えました。入居者同士が打ち解け、暮らしの豊さや楽しさを自らで見つけ表現していく様子に、圧倒的な「自由」を感じました。巷では「暮らしの質」という言葉が流行っていますが、その本質に触れた貴重な取材体験となりました。ソーシャルレジデンス拝島は拝島駅から徒歩8分の距離にあります。このワクワクした暮らしの一部にぜひ触れてみてください。
(ライター/Hike) (Photos /YOSHINORI OHGA)
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