お久ぶりです♡
9月になり、夏もそろそろ終わりですね。日本を出発してから２ヶ月。相変わらず濃い毎日を過ごしております。
この夏は、ブルガリアで過ごしました。（以下：友達の家でパーティ）
オークハウスで友達になったブルガリア人のミラン君と、その友人と約2週間の旅。一生忘れられない思い出になりました。
「ブルガリアって・・・そもそもどこ？！何があるの？ヨーグルトくらいしかないんじゃない？？？」
そんな声が聞こえてきます・・・笑 私もそう思っていましたが、甘かった・・・！ブルガリアは、本当に素敵な国です。日本人はほぼ全員が好きになるでしょう。理由は・・・
1. ご飯が美味しい→どこのレストランでも、外れがない！ほぼ全ての食べ物にチーズ（基本ヤギチーズ）が乗っています。そしてそのチーズがたまらなく美味しい・・。ヨーグルトスープ（かなりお勧め）、サラミやソーセージも美味しく文句なし！（以下、特に美味しかったヨーグルトスープ。どのレストランにもある、伝統料理。ウォールナッツ、キュウリ、ディールなどが入っていて冷たく、夏に最高です！）
2. 物価が安い→100円が1.4Lev（ラバ）。レストランでドリンク、ご飯、サラダ、デザートを食べても、約600円くらいに収まります！ちなみにビールはジョッキで約1.6Lev（111円！）ありえない値段に、友達は思う存分飲んでいました。ｗ もちろんその他のものもかなり安いです。
3. 優しい国民性＆親日→ブルガリアはとても親日で、日本人です、と言うと現地の人たち以上の対応をしてくれたりします。（差別の目はなく、逆にすごく興味を持ってくれます）。友人に理由を聞くと、「日本人は自国に生産できる食べ物や原料がほとんどないのに、知恵と努力で世界トップの技術や歴史を持っている。また、戦争で全てを失った後も、劇的な速さで成長した。礼儀正しく、誠実な国民性は世界的にも信頼されていて、とても尊敬している」と言ってくれました。
レストランでご飯を食べていると、10代の女の子たちが来てくれて、日本に興味があるから話を聞きたいと言ってくれました。ブルガリア人は、基本的に人種差別などはなく、外国人に優しいです。ソフィア大学などには、日本から送られた桜の木が植えられており、メモリアルになっています。（以下、10代の子たちと写真＆おじさんたちとの写真）
ここで、ブリガリアについて少しご紹介★
＜ブルガリアのこと＞
ブルガリアは東ヨーロッパの共和政国家。 1908年9月に独立。2007年1月EUに加盟。ルーマニア、トルコ、セルビア、マケドニア、ギリシャと隣接しています。（東は黒海）ヤギの乳から作られるチーズやヨーグルトが有名。首都はソフィア、人口約750万人の割と小さめの国。キリスト教が約80%、イスラム教が20%です。ブルガリア人は、「はい」の時首を横に振り、「いいえ」の時は縦に振ります。
ここではチェスがかなり盛んで、公園などでみんなチェスをしています。ミラン君に、チェスを教わっている友達。ルールが難しくて私は断念。
自然もあり、山登りをしたり、海沿いでキャンプも体験しました！
今回訪れた海（東側）はヒッピーが多く、ほぼみんな丸裸・・・衝撃的でした。途中で土砂降りになりテントや荷物がびしょ濡れになったり、友達と焚火用の木を切っていたらヒッピーのボスに遭遇して怒られたり、車が動かなくなり知らない人たちと一緒に何百メートルも車を押したり・・・すごい体験ばかりでした。ｗ
下の写真は、ミラン君が木を切っている様子。この直後、槍を持った丸裸のヒッピーおじさんが現れ、大ゲンカになります。自然の木を切る彼に激怒するヒッピーおじさんVS 死んでいる木を切っているだけだと言い張るミラン君・・・いろんな意味で衝撃的すぎ、茫然と隣で立ち尽くしていました。写真撮っておけばよかった・・ｗ
しかし、どんなトラブルがあってもくじけない忍耐力と、それを楽しんでいる彼の冒険心に圧倒される日々・・。
田舎へ行くと、街並みがとてもレトロで美しかった・・。ミュージアムで、昔のブルガリアの家が再現されていました。色使いや手作りの洋服、家具などが素敵・・・！
ブルガリア人は基本的にかなりのんびりしており、時間を気にしません。結構予定より遅れているけど、途中でお腹がすいたと言い、ひまわり畑でひまわりの種を食べながら休憩する人たち・・・。
旅の最終日。そろそろ出ないと時間がやばいよ・・・というときにバイオリンを弾き始める人と、タイプライターで何やら書き始める人・・・。ｗ
でも、いいこと書いてくれてました♡（スペルちょっとおかしいけど）
いろいろあったけど、何が起こっても、最後には解決する（It works out in the end）。焦らずに、人生の冒険を楽しむ、ということを強く学んだ旅でした。彼らはまさに「今」を生きる人たち。彼らの国に「時間」はなく、ゆっくりとした空気が流れていました。
今できるベストを尽くしながら、どんな環境も楽しむ心。すごいです、ブルガリア人。
ブルガリアが大好きになりました！
さあ、今月も新しいことをしよう！チャオ