夕暮れ前、たまプラーザを歩いてたら、あれれ?
かわいいでしょ、木にぶらさけられて。
ってことは……迷子になっちゃんだね (;ω;)
夕暮れ時だし、かわいそうが際立って
保護した方がいいなじゃないかと一瞬おもったけど、いやいや。
見つけた方が、落とし主さんがここに探しに来るのを想定して
掛けてくれてるんですよね、ここにいるよーってわかりやすく。
それから踏んづけられたり車に轢かれたりしないよう。
でも今夜ひとりでかわいそう……と思いつつ断腸の思いでそのまま去り…… (;ω;)
翌日、いなくなってました!!! よかった。
見つけた方と、探しに戻ってきた持ち主さんと
ちゃんと持ち主さんのとこに帰れたあの子を思って、
ほっこりほっこりしたのでした。
数日後、エコバックに荷物をいれて、郵便局に行ったんです。
用事が済むと、空になったエコバックを小さく縛って
スカートのポッケにいれて出かけました。
半日後、エコバックがないことに気づいたんです。
まぁ、ものはなくなるものだし。
次のにかえるべきタイミングだったのかなと思いました。
でも……思い出したんです、買った時のこと。
ドイツのマインツの薬局のレジのところに、
いろんなおしゃれな柄のエコバックがたったの1ユーロで売ってて
買いたくなる場所に、買いたくなるデザインと選択肢で、
買いたくなる値段で売ってるドイツのシステムにすごーーーく感動しました。
いい旅だったな。
と思い出したら、朝通った道を一応歩いてみようかと思いましてね。
郵便局の方へ歩いて行ったら……
感動!
半日も前なのに。
落ちているのを見つけた方が、こうして戻って来ることを想定して
わかりやすく柵に引っ掛けてくれてたんですね。
「たまプラーザって本当にやさしい町だよねぇ」
と、以上のふたつのことをおうちのともだちののちゃんに話したんです。
「いい町だねぇ、好きここ」
満場一致。
で。すぐ翌日です。
ののちゃんからLINEが。
「これ見て! たまプラーザってやさしすぎる」
落とし主さんがわかりやすいように、そして雨が降ってたから濡れないように
わざわざ透明のビニール袋に入れて柵にしばって……じーーーん。
こういう気持ちで日々過ごしていたいものです。
あーあ、いい町です、たまプラーザ好き。